はっ!これはっ…‼
ビジターセンター横の階段に、黒いつぶつぶがたくさん落ちている。
しかもつぶつぶはこの段付近にしかない。
やはり… コムラサキの葉が他の株に比べて極端に少ない。
間違いなくアイツはこの近くにいるはずだ。
やっぱり! シモフリスズメの幼虫だ!
大人の人差し指くらいの大きさのイモムシだ!
しっぽのようなものがあるけれど毒はない!ご安心を!
(ぱるる)



※辛そうなタヌキの画像があります。苦手な方はご注意下さい。
多摩川と国分寺崖線の自然に挟まれる二子玉川公園には、タヌキがよく立ち寄ります。
最近の公園タヌキNEWS
そんな公園の常連さんであるタヌキ達ですが、
今年はある異変がみられます。
画像は今年生まれの仔タヌキです。全体的に毛が薄くなってしまっているのがお分かりいただけますでしょうか?
このタヌキは、疥癬症(かいせんしょう)という皮膚病にかかってしまっています。ヒゼンダニという小さなダニが皮膚に寄生して起こる病気で、感染すると全身の毛が抜け落ち、皮膚がガチガチに硬くなり、最終的に衰弱して死んでしまうことが多いと言われています。
元気がないので、人前でも警戒することなく活動する姿がよく見られます。
そんな疥癬にかかってしまった仔タヌキですが、今年は公園で何頭か見つかっています。
接触によって感染するため、兄弟間でひろがってしまっているのかもしれません。
(去年まで公園に現れるタヌキはみな健康的でしたので、今年はショックです…)
可哀そうですが、近づいて助けたり、エサをあげたりしてはいけません。
感染の恐れがあるため、くれぐれも近寄らずそっとしておきましょう。
人への感染の可能性は低いと言われていますが、人と比べて犬への感染はしやすいため、
わんちゃんを散歩中にむやみに茂みの中などを歩かせないようにご注意ください。
疥癬がひろがらず、健康的なタヌキたちがまた公園に立ち寄ってくれることを我々スタッフは祈っています。
(こば)
食事中、ついつい口の周りに食べ物を付けてしまうこと…ありませんか?
先日、二子玉川公園で全く同じ状態の、ある鳥を見つけました!
エントランス広場にあるアカシデの木から「チチチチチチチ」とにぎやかな鳴き声。
しばらくそっと見守っていると、何羽かのスズメが地面に降りて、夢中で何かをついばんでいました。
何を食べているのかよく見えませんが、しばらく観察していると…
口の周りに植物の種や実のようなものをいっぱい付けた食いしん坊さんを発見!
これなら何を食べていたか一目瞭然ですね。
よく観察してみると、くちばしの周りが黄色く、
大人より顔の黒い部分が薄い幼鳥も見られました。
まだあどけない表情がとても可愛らしいです。
体が小さく警戒心も強いため、
遠くから静かに見守っていると普段は気づかない
スズメたちの生活の様子を知ることができます。
皆さんもスズメの可愛らしい日常をそっとのぞいてみてくださいね♪
(まーちゃん)
二子玉川公園ビジターセンター1階のふれあい休憩室では、近隣を流れる多摩川の生きものを展示しています。
河川は上流から河口までの環境が繋がっていることを知ってもらうため、多摩川の様々な環境で暮らす魚や甲殻類を展示しています。
中でも人気なのが、川と海の間の環境「河口域」にすむ生きもの達の水槽です。
今日はその河口域水槽の新メンバーをご紹介します。

その名は巨大ヤドカリ「コブヨコバサミ」です!
多摩川河口で見られるヤドカリの中で最も大きくなります。
先日ジュニアサポーターの活動で多摩川河口の生き物観察会を行った際に見つけました。
多摩川河口の生き物観察会の様子はコチラ↓
https://www.instagram.com/p/DZCGBoxGsGq/?img_index=1
先住ヤドカリであるユビナガホンヤドカリと比べると大きさが全然違います(笑)
ちなみに、コブヨコバサミとユビナガホンヤドカリは別々の水槽で展示しています。
コブヨコバサミは大きい水槽に2頭展示しているので、ふれあい休憩室に遊びに来られた際は是非観察してみてください!
(こば)
公園のみどりがもりもりとそだち、夏の景色になってきたなぁと感じます。
こちらはアカシデ。ミノムシのようなものがぶら下がっています。
1つとって観察してみました。
このミノムシ、じつはアカシデの種の集合体。
秋になって種が熟すと、1つずつ分かれて風に乗って飛んでいきます。
種についている羽根のような葉っぱ(果苞)が、うまく風をつかまえるとクルクルと回転するので見ていて楽しいですよ。
全部バラバラにしてみました。ちょっとべたべたしています。
ちなみに種の数は58こでした!
それにしてもこの果苞、見れば見るほど翼に見えてくる…
ほら、天使のはねにも見えてくる!
葉っぱにまぎれた、ミノムシのようなアカシデの種は、翼のような羽根を持っていました♪
みかたを変えると面白い発見がありますね。
(ぱるる)
ゴールデンウイークなかび、外出要注意レベルの風が吹き荒れました。
メイストームという言葉もありますが、初夏は台風とは違った雰囲気で大荒れとなる日があります。強風の日には「吊るし雲」という独特の雲が現れ、UFOと間違えられることもあります。
風が強いと、チョウやトンボのような昆虫はあまり飛べませんが、上を見ても下を見ても、いろいろな植物で花が満開でした。
下を見ると、
↑キュウリグサの花
↑アレチギシギシの花
「雑草という名の草はない」は植物学者・牧野富太郎が残したとされる言葉で、のちに昭和天皇が好んで引用したそうです。私が知らないだけで「知らない人」にも名前があるのと同じで、「名もなき草」にもれっきとした名前があり、実に個性に満ちた花を咲かせます。
夏になると悩まされることも多い雑草ですが、一つ一つ眺めているとだんだん愛着がわいてくるから不思議ですね。
(カネゴン)
知らん(シラン)…。ダジャレです(^▽^)/
帰真園に今が見頃のシラン。和名は紫蘭で、ランの仲間です。4月~5月に花を咲かせます。
シランには面白い特性があるので紹介します♪
通常、花は鳥や虫におしべの花粉をめしべの柱頭にくっつけてもらいます。こうして実ができ、種ができます。花は花粉を運んでもらうために蜜を用意しておき、鳥や虫も蜜という報酬をもらうために一生懸命、蜜を探します。
ところがシランには蜜がありません。
蜜標といって蜜のありかを誘導するための模様がついています。蜜標を辿って、虫は奥まで蜜を探しにいきますが「なんだ、蜜ないじゃん」と虫は出ていきます。しっかりと背中に粘着する花粉をつけて。そしてまた次のシランの蜜を探しにいきます。こうして受粉が成功するのです。蜜を作らないことで、種を作ることにエネルギーを費やしているそうです。
この時期、シランを観察してみてくださいね。
(ユッティ)